スタートアップ都市という風潮に乗っかっているだけの福岡のスタートアップ

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2015年の締めくくりに1年間の総括も含めてブログを書こうと思っていたのですが、気づけば年も明け、1月も終わろうとしている。
おまけに稀に見る大寒波の影響で、福岡でも珍しい積雪を記録するなど、引きこもる理由にはもってこいの週末です。

そんなことはどうでもいいとして、早速タイトルの回収に入りたいと思います。

先日「丸3年、福岡でフリーランスをやってきて思うこと」という記事を書きました。
あの記事はいろんな意味で周辺の方々に反響を呼んだわけですが、今回は「スタートアップ」について私なりに肌で感じたことを書いていきたいと思います。

そもそもスタートアップとは何なのか

最近、IT界隈以外のメディアでも、ちらほらワードとして登場している「スタートアップ」ですが、そもそもの意味を把握していない人が多いと思います。
日本では多くの方が「新しく設立されたばかりの会社」「設立間もない従業員数の少ない小規模な会社」と認識しているのではと思います。ちなみに私もその一人でした。
ですが、これはいわゆる「ベンチャー企業」と対して変わらない意味になってしまいます。

近からず遠からずではあると思いますが、アメリカ特にサンフランシスコにおいてはスタートアップの意味は上記のものとは異なると聞きます。
設立年数や従業員数自体はあまり関係はなく、

  • 先進的またはイノベーティブであるか
  • 急激な成長を遂げているか

などが大きな要素ではないかなと考えます。

ただ、今回の論点は別にスタートアップの定義がどうこうということではないので、あまり深掘りはしません。
気になる方はネットでいくらでも考察されているので、調べてみてください。

福岡のスタートアップ企業

スタートアップの定義は深掘りしないと言った理由は、そこの矛盾点を探したところで、別に今福岡で頑張っているスタートアップっぽい企業を叩く理由にはならないからです。
とはいえ一応線引はしておきたいので、今後は福岡におけるいわゆる「スタートアップ企業」は「スタートアップっぽい企業」という認識でお話します。

ただ、もちろん、純粋な意味でのスタートアップ企業も少なからずいるので、そこもきちんと認識していますのであしからず。

では、福岡のスタートアップっぽい企業は今何をしているのか。
私個人においても、直接的・間接的に接するスタートアップっぽい企業はたくさん存在しています。
そんな企業と接していると普段は直接口にしないですが、思うことが多々あります。
具体的には後述するとして、その多くは「スタートアップごっこ」をしているなと感じます。

一見バカにした言い回しに聞こえるかもしれませんが、その通りなのであえてそういう言い回しにしました。

私が思う、福岡のスタートアップごっこ企業の例

今のところすごく偉そうな目線からものを言ってるように思う人もいるでしょうが、企業として、1ユーザーにすら価値を見い出せていないのに、ユーザーが偉いとか企業が偉いとかそんなものはないと考えます。

ま、それはいいとして・・・

具体的にどの辺がごっこなのか。

  • シリコンバレーを見すぎ
  • 夢しか語らない
  • カッコつけるところを間違えてる
  • クリエイティブの意味を履き違えている
  • 「ユーザー」「ターゲット」言い過ぎ
  • 基本的に考え方が甘い
  • お金のことを何も考えていなさすぎ
  • 信念がない
  • 結果が伴っていない

これだけ書けば、細かな説明はしなくても伝わるかと。
以上のことに1つでも当てはまっていれば「ごっこ」とみなしていいと思います。
逆に反論があればご意見をお願いします。

真のスタートアップとしてやっていくには

真のスタートアップという表現が適切ではないと思っていますが、この流れだと一番分かりやすいと思ってそう表現しました。

少しでも自分が今やってきていることが「ごっこ」なんじゃないかと思っている人は、今自分が何をしているかを冷静に客観視してみましょう。
とはいえ、なかなか客観できる人も少ないと思うので、まずは親しい人に自分の話を聞いてもらいましょう
自分自身を客観視した上で、自分が何を成したいか、何をすべきかをもう一度考えましょう。
そこまでできたら後は、それを実行するために何が必要かを計画しましょう。
恐らくですが、多くの「ごっこ」の方々は、この「計画」が疎かなために、「ごっこ」で終わっているのだと思います。
しかし、もし計画をたてることが苦手であれば、一緒に計画を立ててくれる人を探しましょう
決して一人でやろうとせずに、誰しも得手不得手はあるものなので、得意分野を活かしてそれぞれが協力し合ってやれる関係性を築いていきましょう。人間関係の構築も何かを成し得るために大事な要素です。

若干、精神論地味た解決策のように聞こえますが、私は基本的にどんな物事でもメンタルで進めていくものだと思っています。後はそこに向けて実行するだけなので。
「メンタル」と「フィジカル」を両立させ、できないことは誰かに協力してもらい、「これをやり遂げるんだ」という信念を持って事業に取り組むことができれば、必ずうまくいくと信じています。

なぜこんな記事を書いたのか

これまで私はフリーランスデザイナーとして福岡でやってきて、いろんなご縁のおかげでスタートアップというムーブメントに多少なりとも携わらせてもらっているのですが、福岡の「スタートアップ都市」宣言や「起業支援」という取り組みは素晴らしいことだと思う反面、その流れに乗っかるだけ乗っかって、何も事を成し遂げているスタートアップ企業が周りにいないということに不安や焦りそして怒りを覚えていました。

それと、スタートアップ界隈でなんとなくいい顔し合って励まし合ってる感じが個人的に嫌いです。
人との交流やアウトプットはもちろん大事ですが、それ以上にまずは自身の企業としての価値を高めて、曲がりなりにもスタートアップと名乗っているのであれば、それに恥じない動きを見せてほしいと思ったから、今回我慢できずに思ったことを書き記すことにしました。

恐らく福岡のスタートアップ界隈であまりこういったことを発言している人もいないだろうと思ったので、私が代弁させていただきました。
いろいろなご意見や反論など様々あるとは思いますが、そういう方は個別にきちんとお受けしますのでよろしくお願いします。

最後に

この記事を最後まで読んで「ウチは違う」と思っているアナタ。
アナタこそ、福岡を代表する「スタートアップっぽい企業」であり、今会社として何も結果を残せていない「ごっこ」企業です。
理由は単純で、そもそも企業として実直に結果を残せている人は、恐らくこのブログなんてタイトルの時点でどうでもいいと思っているでしょうし、最後まで読んだとしても鼻で笑うほどの内容と感じているはずなので。

ご意見・ご感想などありましたらこちらまで。
Twitter:@t_uritan
Facebook:taka11975

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